「ドキュメントレビュー」を開催しました(5月29日)
「ドキュメントレビュー」を開催しました(5月29日)
2020年 6月 8日
5月29日(金)、ドキュメントレビューを開催しました。
講師は、塩谷敦子先生(合同会社 イオタクラフト)が担当し、グループ演習を取り入れたオンライン講義を行いました。
午前・1コマ目では、「 レビューをすれば品質が上がるわけではない。レビューによって、欠陥が検出され、その欠陥を修正して初めて品質は上がる。」ということを学びました。2コマ目では、「 レビューを形式的に行うのではなく、何の目的で、何をレビューする(何を調べる)かをしっかり決めて、ドキュメントレビューをする。」ということを学びました。
午後は、個人で「 考える 」「 書く 」、グループで「 話しあう 」「 意見をまとめる 」「 発表する 」などの演習を行いました。ソフトウェア品質と開発プロセス品質を向上させるためのドキュメンテーションの在り方とその方法を記述例や演習を通して学び、午前で得た知識を定着させることができました。
この講義には、開発現場において、すぐに実践できる内容が多く含まれていました。現在、レビューにどのようにかかわっているか( レビューする立場、レビューされる立場、まだレビューしたことがない )によって、開発現場での実践方法は変わりますが、どの立場の方にもおすすめの講義です。以前、この講義を受講された方も、数年がたち、仕事での立場が変わった今、再度、受講いただくと新しい発見、学びがあります。
この講義は、10月9日(金)に2回目があります。多くの皆様のご参加をお待ちしております。講義スケジュールはこちらです。
第1章 レビュー総論
第2章 ドキュメントレビュー要説