「人材育成と仕事の質を重視した管理技術 」を開催しました(9月8日)
2020年 10月 4日
9月8日(火)、名古屋大学の山本先生に講師を担当していただき、「 人材育成と仕事の質を重視した管理技術 」の講義が行われました。
本レポートでは、講義内容と受講者インタビューをお伝えします。
講義内容
講義は、専門職を育成する手法に関して、「 建築士や医師の事例 」を概観したり、「 人材育成 」に力を入れながら、利益を上げている企業を分析したり、「 TPS(トヨタ生産方式)」と人材育成の関係を分析するなど、多角的に人材育成が掘り下げられました。そして、A-Spicesなどの開発プロセスに準拠して仕事をしているソフトウェア技術者が、仕事を通じて技術者として成長していく現実的な方法が示されました。講義内容は、人材育成のみに偏ることなく、日々の業務の成功を目指すものになっているため、売上げや利益を確保しなければならない企業の方々が、人材育成に取り組む上で参考になったのではないでしょうか。
受講者インタビュー
スタッフ
みなさん、よろしくお願いします。
講義はどうでしたか?本講義は、現在の業務にどのように活かしていけますか?
Aさん
自分が考えていた理想の管理職像とマッチするような人が部下を育てていけるというのが実感できたので、今回の講義で得たことを活かしてソフトウェア開発をしていこうと思いました。体裁に囚われすぎず、本質を見抜いた開発をチームとしてやっていければと思います。
Bさん
開発文書のカイゼンについて、私自身に思い当たる節がありました。そのため、今回の講義で「相手に伝わりやすい文書」を勉強するきっかけを得られたことが大変良かったです。「レビューでの人材育成」に関して、大変興味深いです。
日々の業務では、テレワークが普及し始め、仕事のやり方も改めて問われていますね。
本日は、貴重なお話をありがとうございました。
山本先生の講義は、11月12日(木)に「要求仕様書と設計書の作成技術(2回目)」があります。
現在、申込受付中です。詳しくはこちらをご覧ください。