「組込み/自動車システムの機能安全規格と安全分析演習」を開催しました(12月8-10日)

2020年 12月 30日

12月8日から3日間、高田先生(名古屋大学)、松原先生(名古屋大学)、森川先生(株式会社 ヴィッツ)に講師を担当していただき、「 組込み/自動車システムの機能安全規格と安全分析演習 」 の講義を実施しました。

講義実施報告では、本講義をご担当いただいた森川先生に講義内容を紹介いただきます

講義内容

■はじめに

昨今の組込みシステム開発において、機能安全規格に適合することは、さまざまな産業ドメインにおいて広く浸透しております。 機能安全規格は、安全なシステムを設計するための技法とシステムの安全性を説明するためのベストプラクティス集です。上手く使いこなすことで、安全なシステム開発のコストを削減することができます。

■講義について

本講義では、機能安全とは何かを基礎から解説し、上手く対応するためのコツを紹介しました。また、グループ演習に多くの時間をかけました。具体的なシステムに対して、具体的な設計や分析を皆で検討していただくことで、座学で習うだけでは理解不十分だった点に気づくことができ、より正しく深く理解していただくことができました。

最後に、今後課題となってくる自動運転の安全や、AIの安全について、対策を紹介させていただきました。

■演習について

今回初めてオンライン(Zoom)でのグループ演習を実施しましたが、ツールを上手く活用することで、効果的に議論・検討を進めていただくことができました。

講義テキスト1
講義テキスト2
講義テキスト3
講義テキスト4