IoT環境における画像処理・理解技術 」を開催しました(73~4日)

2021年 79

73から2日間木下先生(愛媛大学)、一色先生(愛媛大学)に講師を担当していただき、「 IoT環境における画像処理・理解技術 」の講義と演習を実施しました。

近年、医療、製造業、農業、物流、交通などの様々な分野において、カメラで映像を取得して、IoT技術で解析する技術の導入が広まりを見せています。それに伴い、これまで人が行っていた検査や確認などの工程が自動化され、さらには、取得したデータをクラウドで解析するシステムが構築され始めています。そのようなシステムを構築するために必要となる「画像処理技術」として、本科目では、画像処理ライブラリ OpenCV と機械学習ライブラリ scikit-learn を使って、画像処理と特徴抽出、画像認識の基礎技術を学びました。また、深層学習による画像認識(CNN)の原理を演習を通して学びました。

受講者の声

基本的な画像処理技術から、話題の深層学習まで一連の流れを知ることができ、よかったです。

・画像認識(機械学習との組み合わせ)は、気になっていたものの余り関係性がなく、新しい知識の習得として受講させていただきました。基本的な考え方から講義いただき、質問にも親身に回答してもらえて、導入としても有意義だったと感じています。講義をきっかけに継続して学んでいきたいです。

・講義を受講し、思っていたよりも画像処理・認識の理論と方法が難しくなかったことに驚きました。仕事だけでなく、プライベートでも画像処理をやってみたいです。