リアルタイムOSの内部構造 」を開催しました(911日,18日)

2021年 9 月 23

9月11日(土)と18日(土)、TOPPERS/ASP3カーネルの開発者である高田先生(名古屋大学)と本田先生(南山大学)に講師を担当していただき、「 リアルタイムOSの内部構造 」の講義と演習を実施しました。講義終了後、受講者からこの講座を受けての感想を書いていただきました。一部、ご紹介させていただきます。

受講者の声

■Aさん

これまで自分の中で、OSはブラックボックス化したソフトとして捉えていました。今回の講義を受講したモチベーションとして、ブラックボックスなRTOSとはどんなものか。どういった考え方で構築されているのか。を知りたいということがありました。TOPPERSのASPカーネルを通じて、大枠の機能、役割、考え方から設計、実装のこだわりまで教えていただくことができて、とても有意義でした。個人的にLinuxOS kernelも勉強中だったこともあり、序盤で汎用OSの話にも触れていただいたのは手助けとなりました。” なるほど!”、と思うことが多く、講義を振り返り、復習する中で踏み込んだ理解に繋げられればと考えています。

■Bさん

リアルタイムOSが実は内部では複雑な構造によりリアルタイムな処理を実現していることに驚かされました。

リアルタイムOSについて、より知りたい!”、学びたい!と思えるよい機会になりました。

スタッフコメント

11月から約2ヶ月間、オンデマンド( eラーニング )による組込みシステム基礎コース(以下、基礎コース)が始まります。基礎コースには、「リアルタイムOS基礎」という講義があり、” リアルタイムOSとは何か!”、そして、その最も重要な機能である「マルチタスク機能」とそれを使用する意義について学ぶことができます。詳しくは、こちら を参考にしてください。基礎コース(後期)は、10月4日より申込が始まります。時間に縛られず、組込み・AI・セキュリティの基礎を学べるプログラムとなっています。詳しくはこちら よりご確認ください。