レポート③「カーエレクトロニクス」を開催しました(10月16日)

2020年 10月27日

リレー講義の第3回目は、中村先生に「制御工学基礎、自動車の制御システム」を、第4回目は、石原先生に「半導体/半導体センサ、最新トピックス」を解説していただきました。

講義内容

[ 制御工学基礎、自動車の制御システム ]

近年、自動運転・高度運転支援システムが注目されており、それを理解するための基本的な知識として、制御の基礎(制御の用語、定速走行システムの設計事例、様々な制御理論)や、電子制御システムの事例(エンジン制御、ブレーキ制御、走行制御)を解説していただきながら、そこで使われるセンシング技術としてのレーザレーダ(LIDAR)、ミリ波レーダ(RADAR)の動作原理、構造、検出ロジックなどを実際の開発事例に基づいて説明いただきました。

制御系設計の手順と具体例
車両制御システム(予防安全システム)
レーザレーダ

[ 半導体/半導体センサ、最新トピックス ]

講義では、の電動化や自動運転を支えるコアである「車載半導体」について、その黎明期の歴史を踏まえつつ、基礎から応用分野(センサ、コンピューティング、パワー)を下記の流れで解説していただきました。また、デンソーの過去の開発事例にも立ち入りながら、主に自動運転に求められる半導体を中心にお話いただきました。

<講義概要>

・半導体とは?: 自動車と半導体の歴史、半導体の基礎と技術革新、電動化を支えるパワー半導体

・半導体回路:マイクロコンピュータの歴史 と 自動車における並列コンピューティングの展望

・半導体センサ: 半導体センサの種類、圧力センサ、加速度センサの原理

・最新トピックス:自動運転に求められるセンサとコンピューティング、デンソーにおける開発事例

半導体とは?
半導体回路
半導体回路

スタッフコメント

・「自動車工学」と「カーエレクトロニクス」の講義では、画面を通し多くの部品を見せていただきました。受講者からも、「画面越しとはいえ、実際の部品を目で見れたことは興味深かったです。」とコメントをいただきました。

オンライン講義の場合、画面を通してとなりますが、実物をみて実感を伴うことは、物事の深い理解につながっていき、今後の学びを進める上での基盤となっていくと思います。